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MasaoApril's Library.

Software Testingなネタを書いてみた。

探索的テストのプロセス(4)「探索的テスト実施中」「探索的テスト実施後」「探索的テスト完了判定」

exploratory testing

 今回は、探索的テスト実施時の内容を洗い出したプロセスの流れのうち、「探索的テスト実施中」「探索的テスト実施後」「探索的テスト完了判定」の詳細を説明します。

過去に書いた内容

探索的テスト実施時のプロセスの流れ

 下記に微小に修正した流れ図を示します。
(※ET:探索的テスト(Exploratory Testing)。以下、ETと表記。)   f:id:MasaoApril:20150711174125p:plain

3. ET実施中

3.1 ET実施中:情報を獲得

 2.3 ET実施前:情報を蓄積(前回)の「探索目的」「探索手段」「探索するスコープ」の3点の情報から「テスト実施」し、出力をモニタします。
 「出力をモニタ」は組み込み系機器であれば、ドットマトリクスLEDや小型LCDなどの表示系とブザー音/音声などの音響系、モータの回転数などの動力系、画像や文字をインクで紙に転写する印刷系がありますが、テスト実施者の視覚/聴覚/触覚から結果を得ます。

3.2 ET実施中:情報を加工

 「期待結果と出力を比較」「OK/NGを判断」は、スクリプトテスト実施時と同じですが、テスト実施前に想定した期待結果と前項で得られた結果を比較し、テストがOKかNGかを判断します。

3.3 ET実施中:情報を蓄積

 「テスト実施結果を記録」「インシデントレポート作成」もスクリプトテスト実施時と同じですが、「テスト実施結果を記録」はテスト実施時の記憶が復元できる程度にメモ書きします。

4. ET実施後

4.1 ET実施後:情報を獲得

 3.3 ET実施中:情報を蓄積の「テスト実施結果を記録」から「テスト結果を収集」し、次のセッションでのテスト実施に繋げます。「インシデントレポートを収集」も同様です。

4.2 ET実施後:情報を加工

 4.1 ET実施後:情報を獲得で収集した情報から「テスト結果を分析」→「テスト結果を整理」し、次のセッションでテスト実施するために必要な情報を整理をします。「バグ内容を分析」は、次のセッションでテスト実施する優先順位を決めるのに利用します。

4.3 ET実施後:情報を蓄積

 4.2 ET実施後:情報を加工で整理された情報から、「感じたこと」で学習強度を変化させ、「学習内容」を引き出します。引き出された「学習内容」は、2.1 ET実施前:情報を獲得(前々回)の「過去の学習内容」へフィードバックします。

5.ET完了判定

 ET完了判定は、例えば「1週間でバグが1件も検出できなかったら、ET打ち切り」「30セッションのETを完了したら、ET打ち切り」とプロジェクトの方針や状況によって決めておきます。

次回(時期は未定)

 一旦書き出してみましたが、再度見直し、気付いたことやアイディアが出てきたら、また書きます。