JaSST'12東海 SIG
「探索的テストから考えるテスト現場の工夫」
2012/11/30に開催されたJaSST'12東海(※1)で
「探索的テストから考えるテスト現場の工夫(※2)」
のSIGを実施しました。
今回は、SIGを実施して気づいたことを書いてみます。
※1:「S6) SIG」 のところを参照
http://www.jasst.jp/symposium/jasst12tokai/timetable.html
※2:下記が当日のスライドです。
3つの方針で進行
- みなさんで「これまでの築き」を発信。
- みなさんと「これまでの築き」を共有。
- みなさんと「これまでの築き」にイイね!と「気付き」を探索。
以上3点を念頭に探索的テストに限らず、
参加者の方から小さな工夫について共有し、
現場で実施しているテストや開発へフィードバックするようにしました。
付箋に小さな工夫を記述
参加者に下記3つの質問に対し、
自分の現場ではどのような工夫をしているのか、
付箋に書き出してみました。
- 「テスト実施時、テスターさんからユニークなアイディアを提案されたり、気の利いたテストを実施したり、インシデントレポートで鋭い指摘を頂いたことがありますか?
- 「開発ドキュメントの設計レビューの場で、良い意味で想定外の指摘を頂いたことはありますか?
- 本日のJaSST'12東海のセッションで、「イイね!」と思ったアイディアはありますか?
参加者の方に付箋に書き出した内容について語ってみたところ、
下記の要素が見えてきました。
- 情報源
- ふりかえり内容
- ○○が多い/○○な傾向がある
- 観察
- 推測
- 教訓
- ○○をやってみた
上記に示した7つは、
私とベテランエンジニアで探索的テストを実施したときに、
押さえていたポイントでした。
次回は上記7つについて、具体的に書こうと思います。