MasaoApril's Library.

Software Testingなネタを書いてみた。

WACATEスピンオフ加速したい人と語る分科会vol.2(1)

先日、『WACATEスピンオフ 加速したい人と語る分科会 vol.2』に参加しました。

vol.2の話題に入る前にvol.1についてを説明します。
(※vol.2については、まとめている途中ですので、次回掲載します。)

きっかけ

WACATE2013冬の分科会「加速したい人と語るWACATE Before/After」が歴代BPP(Best Position Paper)賞受賞者の方々で企画される話をTwitter上のTLで知りました。加速されて各所でご活躍のBPP賞受賞者が一度きりの大きな企画ということで、参加前から気になっていました。

vol.1の分科会「加速したい人と語るWACATE Before/After」

 参加者数が多く2つのグループに分かれました。私が参加したグループは、「悩み」をみんなで共有して解決に至るアイディアを考えて発信したり、これからの行動に繋げるための考える場でした。

 なお、もう1つのグループの内容については、複数の主催者の1人であるみずのりさんのblog(下記1.と2.)に詳細について書かれていますので、参照下さい。雰囲気がつかめると思います。

 どしろうと製作所:WebLog
  1.加速したい人と語ってみた ~成長したい、もやもやしている皆様へ~①
  2.加速したい人と語ってみた ~成長したい、もやもやしている皆様へ~②

内容

 以前書いたWACATE2013冬(2)の後半にメモとしてまとめた内容をマインドマップで示していますので、参照下さい。

※念のため、下記に再掲します。
f:id:MasaoApril:20131230003723p:plain

 本稿では、マインドマップの内容を説明します。

WACATEの繋がり

 WACATEに参加された方は実感されていると思いますが、セッション(ワークショップ)が忙しく、参加者とじっくりと話ができるのは1日目夜の「夜の分科会」と夜の分科会以降の宿泊部屋の機会に限られます。時間的な制約がある中、悩みや考えていることを参加者同士で話すことによって、解決のヒントを持っている方がいることがあるので、次に繋がる考えや行動するきっかけになると思います。

悩み

 「プロセス」「組織」「人」に集約されるのではないかと思います(もちろん、テスト技術もですが)。また、何かを良くしたいという想いがあることが『悩み』に至っているのではと思います。

自信を持つ

 印象に残っているのは、「提案」「業務から変えてくる」「信念」の3つです。
業務から変えるために、小さな工夫のアイディアを信念を持って提案し続けることは大切です。次に繋げるために小さくてもよいので、社内外に発信することで、自信を持つことに繋がると思います。

 ちなみに私も次に繋がる考えや行動するきっかけになったのはWACATE2010夏が発端です。2010年以降、毎年何らかの形で発表(「探索的テスト」に関する経験発表SIG(2012),SIG(2013))していますし、東海地方(名古屋、刈谷豊橋、浜松)で勉強会に参加しつつ、TEF東海合宿を2回企画したり、TEF東海メトリクス勉強会の同人誌「TEF東海メトリクス勉強会 メトリクス公団」で「テスト進捗グラフで動的に作戦行動を!」というタイトルで執筆しました。今思えば、会社と自宅を往復する生活だったエンジニアが社内外に発信するエンジニアへと変わり、ハードな生活ですが充実した日々を送っています。
 以上から『最初の一歩を踏み出す』ことの大切さを実感しています。

プロセス

 参加者からの話で共感できるのは、「体験しないと分からない」です。先述しましたが、何かを変えたい想いがあれば、小さくてもよいので、行動してみることです。行動することにより、体験という形で次に繋げるフィードバックを得ることができますので、『最初の一歩を踏み出す』ことから始めてみませんか?

次回は、本題のvol.2について説明します。