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MasaoApril's Library.

Software Testingなネタを書いてみた。

関西ソフトウェアテスト勉強会(WARAI) in Philippines:(1)勉強会編

WARAI Community Philippines

 半年程前になりますが、今年1月初めに「関西ソフトウェアテスト勉強会(WARAI) in Philippines」に参加しました。今回は、WARAI本会について簡単にまとめてみます。

なぜ、Philippinesで開催なのか?

 元WARAIの運営メンバーであるGakuさんが、フィリピンにある会社でQA部門を立ち上げたことを受け、WARAIの運営メンバーであるみずのりさんから、フィリピンでソフトウェアテストの勉強会を実施してみようということで企画されました。

流れ

  1. 自己紹介(各自)
  2. 日本のテストコミュニティの紹介(WARAIなど)
  3. Let's learn Test/testing! - Part1:Why We Test? - @みずのりさん
  4. Let's learn Test/testing! - Part2:How to Test effectively? - @みずのりさん
  5. Let's learn Test/testing! - Part3:Part of Test Knowledge. - @みずのりさん
  6. Let's learn Test/testing! - Part4:How to learn Test/Testing. - @みずのりさん
  7. Q&A

 上記の流れのうち、3~7についてまとめてみます。 なお、発表資料は(当然ですが)英語で行われました。内容は、下記の(日本語)資料をベースにされるようですので参考にして下さい。

http://www.slideshare.net/NoriyukiMizuno/ss-29686762

3.Let's learn Test/testing! - Part1:Why We Test? - @みずのりさん

 「リリースされたテストを実施しなかったら、どのような事態になるか?」という話から始まり、ロジックブランチでデメリットを説明。
 ロジックブランチでの説明を聞くと、テストを実施しなかったときに影響がどのような流れで悪影響を及ぼすのか、理解が進みました。

4.Let's learn Test/testing! - Part2:How to Test effectively? - @みずのりさん

 良くない方法でテスト設計を行うとどうなるのか、施設の入場料問題を題材に弊害となる点(例:18歳は大人料金なのか学生料金なのかあいまい)を指摘して解説。
 CPM(Copy&Paste&Modify)法からの脱却するために、どう考えていくかが課題ですが、最後に「テストは創造性の高い仕事(活動)である」と締めくくりました。

5.Let's learn Test/testing! - Part3:Part of Test Knowledge. - @みずのりさん

 ISTQBの内容から厳選して紹介。

(1)テストの7原則

※下記は、「ISTQBテスト技術者資格制度 Foundation Level シラバス 日本語版 Version 2011.J02」の内容を引用しています。

  • 原則1 テストは欠陥があることしか示せない
  • 原則2 全数テストは不可能
  • 原則3 初期テスト
  • 原則4 欠陥の偏在
  • 原則5 殺虫剤のパラドックス
  • 原則6 テストは条件次第
  • 原則7 「バグゼロ」の落とし穴
(2)テスト設計技術

6.Let's learn Test/testing! - Part4:How to learn Test/Testing. - @みずのりさん

(1)ソフトウェアテスト界で著名な方々(一例)
  • Lee Corpland
  • Cem Kaner
  • Boris Beizer
(2)ソフトウェアテストやソフトウェア品質関係のイベント
  • STAR EASTやSTAR WEST(アメリカ)
  • JaSSTやSQiP(日本)
  • テスト設計コンテスト(日本やマレーシア)

7.Q&A

Q:テストケースを減らすのが難しい
A:入力、GUI、ロジック、データベースのテストに分けるとよい

 2~3ヶ所のテーブルで各々、議論に盛り上がっていたが、Qについてみずのりさんがホワイトボードに図示しながら、Aとして解説されていました。既存のテストケースを何らかの切り口で剥離するヒントになりそうです。

所感

勉強会で印象に残ったこと

 英語が上手く聞き取れなかったのですが、テスト設計をどう工夫すればよいか、活発な議論で盛り上がっていたことです。半年後、1年後、3年後のtestingがどのように発展していくか楽しみです。

勉強会会場周辺の雰囲気

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 高層ビル群やショッピングモールがあり、先進国の首都にあるオフィス街な雰囲気でした。しかし、郊外に行くと急激にトタン屋根の家々や舗装されていない道路、農場などがあり、街並みのギャップに驚きました。オフィス街に働く方々も、郊外からジプニー(Jeepney)というジープを改造したバスのような乗り物で1時間程度通勤されていています。また、あらゆる建物に武装化した警備員がドア前に立っていて、場所によっては治安がよくないそうです。貧困の改善が進み治安が改善されれば、様々な産業が発展できると感じました。

お知らせ

 ソフトウェアテストシンポジウム2015関西が6/26(金)に兵庫県伊丹市いたみホール(伊丹市立文化会館)にて、本勉強会の現地参加者であるGakuさんとAngeliさんによるテストチーム立ち上げに関する招待講演があります。現在、参加者申込が2015年6月24日(水) 24:00まで受け付けているそうですので、ご興味があれば参加申込ください。

次回

 フィリピンの光景(旅)についてまとめる予定です。