毎回決まったことを自動化しよう
出社直後、Windowsなパソコンの電源スイッチを入れてログインしてからメールソフトを起動してプロジェクト関係のファイルを開いたり、グループウェアや社内システムのWeb画面を開くことなど、毎回決まったことをやるだけでも面倒だと感じることがあります。
そのような状況下、システムテスト自動化カンファレンス2014の「Test Automation Patterns 2014 冬コレ!」の11枚目のスライドにあった『LAZY AUTOMATOR(怠け者は最高のテスト自動化エンジニアに)』を思い出しました。
→原典:LAZY AUTOMATOR@TestAutomationPatterns
今回は、(小ネタかつ拙作ですが...)「ログイン後にOutlookを起動したい」を自動化してみました。
材料(Windows7(64bit版)の場合)
以下3点を事前に仕込んでおきます。
- UWSCをインストールする。
- 普段使用しているエディタ(例えばサクラエディタなど)をインストールする。
- 自動化したいネタ(「ログイン後にOutlookを起動したい」「任意のファイルを開いておきたい」など)を具象化する。
1.UWSCの拡張子".uws"の関連付けする。
".uws"のファイルで右クリックメニューで出てくる「プログラムから開く...」で"UWSC.exe"を指定して、".uws"のファイルをダブルクリック後にUWSCが動作できるように設定する。
2.Outlookの本体の場所を確認。
Office2010かつWindows7(64bit版)の場合は、下記です。
"C:\Program Files (x86)\Microsoft Office\Office14\OUTLOOK.EXE"
3.UWSCのスクリプトを書く。
ID_Outlook =exec("C:\Program Files (x86)\Microsoft Office\Office14\OUTLOOK.EXE")
上記スクリプトを任意のファイル名で保存します。
→例:"StartUp.uws"
4,Windowsのスタートアップフォルダに前項の3.で作成した".uws"ファイルのショートカットをコピーする。
Windows7(64bit版)の場合、スタートアップフォルダは下記です。
"C:\ProgramData\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\StartUp"