WACATEスピンオフ加速したい人と語る分科会vol.2(5)
前回は、「継続(後半)」でしたが、今回は「機会」「伝え方」「考え方の考え方」についてです。
参加を通じて感じたキーワード(再掲)
- モチベーショングラフ
- 継続
- 機会 ←今回
- 伝え方 ←今回
- 考え方の考え方 ←今回
今回は、「機会」「伝え方」「考え方の考え方」について述べます。
「機会」「伝え方」「考え方の考え方」についてマインドマップで下記にまとめました。
オリジナルサイズは、こちらです。
機会
危機感を感じる「場」
私も社外活動を開始して実感しましたが、社外勉強会に参加後、社内の状況をふりかえったとき「現状を放置すれば、近い将来状況が悪化する。何とかしたい。」という想いが強くなりました。問題解決のために取り組むきっかけがあると、モチベーションの向上と維持へ繋がると思います。
伝え方
「10あったら1を伝える」
本会中や懇親会で、伝える技術についても話題がありました。社外勉強会の発表や社内研修講師、現場のメンバーで技術向上のための勉強会など、相手に考えや知見を伝えたいが、上手く伝わっていないこともあります。とある参加者から「10あったら10全てを伝えるのではなく、必要な1を伝えることが大切」というお話を頂きました。話の中で下記2点が必要と思いました。
[1]『選択と集中』
何かを伝えようとしても全ては伝わらないし、本質的なことが伝わらないと、次に進めるべきことが進められないことがあります。伝えることに「選択と集中」することで、本質的なところの理解を促進するために必要と思います。
[2]『削る方に絞る』
私が陥りやすいことですが、1を伝えようとしても余計な親切心なのか、10伝えることがあります。結果、相手はうんざりした表情となり、理解を促進するどころか妨害することになり、上手く伝わらない原因になることがありました。
本質として何を伝えたらよいか迷ったら、何を伝えるか選抜してみることも必要なことです。
例示は、みんなが分かるものにする
何かの操作を事細かに伝えるのではなく、みんながイメージしやすい事(例:料理、日曜大工、ビデオゲーム)に変換する。つまり、相手に合わせて伝える内容を言い換え、相手に理解しやすい形で伝えることは大切なことです。
考え方の考え方
考え方の本質としては、下記3点があることも話題になりました。
(1)帰納
(2)演繹
(3)弁証法
(1)と(2)は大学数学で聞きましたが、(3)については初めて知りました。弁証法の一例としては、「力が弱い人が力の強い人に勝つ」が挙げられました。また、弁証法は「対立構造」という要素があり、例えば電動歯ブラシで歯を磨くとき「手を動かす」vs「手を動かさない」という話があり、奥深いと感じました。
私自身、考えの本質を理解していないと思いますので、哲学及び論理学方面の学問に触れてみようと思います。
今回でWACATEスピンオフ_加速したい人と語る分科会vol.2の連載は以上となります。
最後に、企画されたみなさま/会場を提供されたみなさま/参加されたみなさまのご支援により、本記事をまとめることができました。ありがとうございます。