JaSST'13東海SIG(20) 「どうすれば効果的に探索的テストができるのか?」
SIGでの議論内容(5)
前回の議論内容は、「テストチャーターへ導くための分析」でした。今回の議論内容は、「どうすれば効果的に探索的テストができるのか?」です。
どうすれば効果的に探索的テストができるのか?
なぜ効果が出ないのか?
探索的テストの効果は、
- 主観的に妥当性がある
- 正解が無い
と探索的テスト実施後の効果をどのように評価するか、結論は出ませんでした。
JaSST'13 Tokai(ソフトウェアテストシンポジウム2013東海)から7ヶ月後のWACATE2014夏の夜の分科会「探索的テスト分科会」で、参加者から失敗した事について付箋で記入頂き、議論しました。弊blogの『WACATE2014夏 夜の分科会 -探索的テスト分科会- (3):「失敗した事」「ノウハウ -現場-」』の「議論内容:2.失敗した事」にまとめましたので、ご参照下さい。
そもそも効果とは?
当日は、「効果のある探索的テストって何だろう?」という議論が時間の都合上できなかったのですが、WACATE2014夏の夜の分科会「探索的テスト分科会」で、上手くいった事について議論しました。弊blogの『WACATE2014夏 夜の分科会 -探索的テスト分科会- (2):「上手くいった事」』に議論をまとめましたので、ヒントにして頂ければ幸いです。
なお、探索的テスト実施後の結果に対する評価は、先述の分科会でも議論になりましたが、探索的テストを実施したことにより、何のメリット/デメリットがあったのかふりかえりを通じて整理する必要があると思いました。
次回は、SIGでの議論内容(6)として、「何故、探索的テストを行うのか?」について書きます。